【ご注意】３巻を見られた前提で記載しています。
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作品情報
著者：氷高悠先生
イラスト：たん旦 先生
出版：富士見ファンタジア文庫（2022年1月20日）
登場人物紹介
佐方遊一(さかた ゆういち）
重度のオタクで、ソシャゲー「アリステ」のキャラクターゆうなの大ファン。
ゆうなの声優で、クラスメイトの綿苗結花と許嫁関係を結び同棲中。
綿苗結花（わたなえ ゆうか）
遊一のことが大好きな許嫁。学校では、地味メガネの物静かなまじめ女子だが、心許せる人の前では、おしゃべりでよく表情の変わる可愛らしい女の子。
頑張り屋で性格の良さから、友人ができ、文化祭を通じてクラスメイトと少しずつ交流ふえていく。
佐方那由（さかた なゆ）
遊一の妹で、父親と海外暮らし。
結花を義姉として慕っていて、結花からも懐かれている。
二原桃乃（にはら ももの）
遊一のクラスメイトで、誰とでも気軽に接する陽キャラ特撮系ギャル。
唯一クラスで、遊一と結花が許嫁の関係であることを知っている。
結花と親友であり、2人の仲を応援している。
綿苗勇海（わたなえ いさみ）
結花の妹で、男装コスプレ趣味がある。
姉のことが大好きだが、男口調が災いし結花から煙たがられる。
鉢川久留実（はちかわ くるみ）
和泉ゆうな（結花）の事務所マネージャー。
結花と付き合いが長く、結花の幸せを大切に考えている。
あらすじ
文化祭を終え、頑張りすぎた結花は、全身の体のだるさと筋肉痛に苦しんでいた。
その影響で、結花の甘えっぷりが普段よりもまし、遊一にマッサージを要求してくる。
遊一は文化祭で、結花が自分の辛い過去と向き合い、コスプレ喫茶で苦手な接客を頑張ったことをたたえ、マッサージをしてあげることにする。
遊一からマッサージしてもらえることに嬉しくて恥ずかしすぎる結花は感度も高くとんでもないことになってしまい…
数日後、マネージャーの鉢川から電話が結花にかかってきて、新しい仕事の内容が伝えられる。
その仕事とは、アリステで、売れっ子のアイドル、紫ノ宮らんむとユニットを組み、新曲をだすというものだった。
大きな仕事・チャンスに喜ぶ結花と遊一だったが、鉢川からラジオ番組で話題となっているゆうなの『弟』に会わせてほしいと言われ、焦る2人。
弟として、遊一を紹介することになるのだが‥
さらに日がたち、一緒に登校する遊一と結花。結花は上機嫌で鼻歌を歌っていた。
学校行事で、修学旅行があり班決めが行われ、遊一と一緒に修学旅行で沖縄に行けることを楽しみしていた結花だったが、遊一から許婚関係がバレるわけにはいかないから一緒の班は難しいと言われてしまう。
結花はしょげてしまうが、中学不登校で修学旅行に行けず、最初で最後の修学旅行を楽しみにしていた。
修学旅行の班決めが進んでいき、遊一は友人のマサと一緒に班を組む、結花の親友、二原桃乃はクラス中の人気者で、みんな彼女と一緒に班になりたがりお誘いの嵐で動きが取れなくなる。
遊一が結花を見ると静かにポツンと席に座っていて、悲しい顔をしている結花を放っておくことができない遊一は、周りの視線を気にとめず、結花を誘う。
結花は嬉しすぎて、家での結花が少し漏れ出てしまう。
桃乃もクラスメイトの大群を抜け出し、一緒の班に入れて欲しいと声を掛けられ、
桃乃も結花たちの班に加わる。
仕事もプライベートも順調と思いきや、紫ノ宮らんむとユニットを打ち合わせをするようになり、その際、『弟』を連れてきてほしいと言われてしまい…
沖縄修学旅行に、新曲ユニット、結花の新しい挑戦とそんな彼女を大切に支える遊一の物語！
オススメポイント
・結花のために、自分のことはなりふり構わず、支えようとする遊一の行動が見どころです。
・結花の可愛さはそのままで、今回も新たなことに挑戦する、彼女らしく一生懸命な姿に好感が増し、魅力が増します。
・沖縄と言ったら、海！海といったら、水着！
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