今回は、ライトノベル『社畜男はB人お姉さんに助けられて』1巻を紹介します。
ブラック企業に苦しむ社畜の男性が、駅で出会った成功しているが私生活がポンコツな美人女性。
料理上手な男性がポンコツ女性のために手料理を作る内に二人の間に生まれた気持ちは…。
運命的な出会いから始まる、胃も心も掴むラブコメディ。
社畜男はB人お姉さんに助けられて:見どころ!
社畜男性と美人社長の運命的な出会い
社畜サラリーマンが偶然にもエリート女性社長と知り合うロマンティックな設定は読者の憧れに共感します。
料理上手な男性がポンコツ女性の食事を支える
主人公が得意な家事を通じてヒロインを癒やし、ヒロインが社畜主人公を気遣う関係は読者に優しい印象を与えます。
二人の微妙な距離感と徐々に進展する恋
付き合いそうだけど、付き合えない二人の関係で交わされるちょっとした会話やスキンシップがドキドキします。
後輩社員との信頼関係
ブラックな職場でも主人公の人柄で後輩社員と信頼関係が築けているところに好感が持てます。
社畜男はB人お姉さんに助けられて:作品概要
著者:櫻井 春輝先生
イラスト:あむ先生
出版:モンスター文庫(2020年5月2日発売)
社畜男はB人お姉さんに助けられて:登場人物
柳 大樹(やなぎ たいき)
ブラック企業に勤める社畜男。
筋トレと料理が趣味。
性格は義理堅く面倒見もいいため、後輩ややめた同僚からは好かれている。
如月 麗華(きさらぎ れいか)
バリバリ仕事をこなすやり手社長。
美人で社員思いのため、かなり人気だが、私生活はポンコツで、特に料理が苦手。
四楓院 麻里(しほういん まり)
玲華の秘書を務め、大学時代からの後輩。
玲華を支え続け、プライベートも含めて面倒を見る。
社畜男はB人お姉さんに助けられて:あらすじ
ブラック企業に勤める柳大樹は、残業続きで心身ボロボロの状態で、帰宅途中、階段から落下してきた如月 麗華を助ける。
その後、帰宅途中、再び麗華と会った際、大樹は体力の限界がきて倒れてしまう。
目を覚ますと見慣れない部屋に寝かされており、その部屋の主、麗華から彼女に介抱されたことを聞き、大樹は感謝する。
その流れで一緒にご飯食べることになるが、台所の戸棚はカップ麺とレトルト食品ばかり、冷蔵庫はお酒ばかりで、麗華が料理をしないことを知ると、大樹は料理が得意だったため、介抱のお礼に手料理をふるまうことになる。
大樹の料理を食べた麗華は、あまりのおいしさに心と胃袋を掴まれてしまう。
今後も一緒に食事をしながら、大樹と過ごす時間を持ちたかった麗華は連絡先の交換と次の手料理を約束する。
一方、大樹は麗華に好感を持ったものの住む世界が違いすぎて、その日だけできごととし、後輩3人の転職活動の計画練りと日々の業務に注力する。
そんな事情を知らない麗華は、大樹から連絡こずソワソワしその様子に気づいた秘書の四楓院 麻里から指摘されてしまう。
社畜ながら料理の腕を誇る青年と、仕事はできるがプライベートはポンコツな美人お姉さんが織りなす、微笑ましい社会人ラブコメディ。
社畜男はB人お姉さんに助けられて:感想
このラブコメディー、私は偶然書店で表紙を見つけた時から読むつもりでした。
表紙イラストの二人がとても良い雰囲気で描かれていて、これはいいラブコメに違いないと直感で購入しました。
実際に読んでみて、その予感は的中でした。
二人の出会いから距離感、会話のやり取りまで、すごく自然で微笑ましい流れです。
ドラマのような運命的な出会いも魅力的ですし、続きが気になる仕上がりです。
それに加えて、料理描写が非常にリアルで食欲をそそります。
主人公が作る家庭的な料理を想像するだけでおなかが空いて仕方ありません(笑)
キャラ設定も丁寧で個性が光っているので、二人以外の登場人物の行動にも注目しながら読めるのが楽しいですね。
ぜひ読んでみてください。
ラブコメディー好きはもちろん、リラックスしたい時にぴったりの一冊です。おススメします!
社畜男はB人お姉さんに助けられて:まとめ
本記事では、ライトノベル『社畜男はB級遊戯お姉さんに助けられて』について、作品のあらすじと特徴、登場人物の紹介、読者の感想などを紹介しました。
ブラック企業に苦しむ男性社員が偶然出会った成功しているものの私生活が苦手な美人女性社長を支え合うラブコメディです。
ドラマチックな出会いから始まる二人の関係性、料理を通じた交流などが特徴的です。
読者の感想では、微笑ましいストーリー展開とキャラクター設定、食事シーンの魅力が高く評価されています。
本作品は、運命の出会いと支え合う関係をテーマに描いた、温かみのあるラブコメディです。
ストーリーとキャラクターに引き込まれる魅力があるので、特に、社会人ラブコメ作品ファンにはぜひおすすめしたい一冊です。